今回は 京都に旅したら 是非!食べて欲しい甘いもの 第3弾 です。
皆さまは旅先で、何度も訪れているお店ってありますか?
私はどちらかというと「せっかく旅に来たんだし…」と、新しいお店を開拓したくなるタイプなのですが、ここのパティスリーは何度もリピートしています。
河原町に店を構えている パティスリーRAU (ラウ) です。
こちらのスイーツを手がけているのは、以前 神楽坂で「Calme Elan(カルムエラン)」というデセール専門店で腕を奮っていた、パティシエ松下裕介さん・ショコラティエ高木幸世さん。
“ 情景を、形状に。” をコンセプトに生み出されるスイーツは、まるで美術品のような姿…!ひと目で心を掴まれました。
それ以来、京都を訪れるたびにせっせと通っています。
アクセス
お店があるのは、京都河原町にある GOOD NATURE STATION ( グッドネイチャーステイション )というショップやレストラン、ホテルが一緒になった複合施設の中。
2019年末にオープンした比較的新しい建物で、本記事でご紹介するRAU以外にも、ランチや夜ごはんに使えるお店が入っています。
オシャレな感じなところが多いので、女性にオススメ。
因みに、ミシュラン1つ星のレストランが3店、ホテルは3パビリオンとなかなかハイスペックな店舗が入っています。
RAUがあるのは1階と3階。
° 1階:テイクアウト専門の店舗
° 3階:カフェ
になっています。
それぞれ ご紹介しますね。
1階 RAU パティスリー&チョコレート
まずは、1階の販売店舗。
ケーキはガラスケースの中には入っておらず、白い台の上に美術品のように並べてあります。
ケーキなどの生菓子の他に、チョコレートやジェラートも販売していて、これもまた美味しい。
同じ1階のフロアにイートインできるスペースがあるので、ジェラートなんかはココで食べてもOKです。
-GELATO- ジェラート
ケーキはモチロン美味しいのですが、私はジェラートも推したい!
というのも、ちょっと他では味わえないヒトクセある大人なフレーバーが揃っているんです。
例えば…アボカド×バジル、イチジク×スモーク、カシス×キャベツといった感じ。
バニラもピュアバニラに加えて、羊乳を使ったラムバニラ、完全植物性のボタニカルバニラの3種類から選ぶことができます。
価格はMサイズ 842円、Lサイズ1058円。写真はMサイズです。3種類のフレーバーを1度に楽しめて、あっという間に食べてしまいました!
-CHOCOLATE- チョコレート
ショコラティエ高木幸世さんが手がけるチョコレートも、RAUの看板スイーツ。
bean-to-barにこだわって作られるショコラは、カカオのおいしさがしっかり楽しめると、大変人気があります。
このチョコレートに関しては、催事でたまーに東京にも来ていますよ。バレンタインにも喜ばれそうですね。
Tablet Chocolate
RAUオリジナルブレンドの有機カカオ豆の味わいを、もっとも堪能できるのがタブレットチョコレート。
カカオの含有率が違うもの、プランツベースのもの、クラッシュしたミカンやショウガを含んだもの、などなど。価格は1枚1000円前後です。
私は甘いチョコレートが好きなので、カカオ36%のボタニカルミルクチョコレートを購入しました。
植物性と聞くと、コクの面で動物性に劣るのでは?と思いましたが全くそんなことはなくて。独特の旨味があって驚きでした。
Nami-Nami 3本¥1400 /6本¥2500 /12本¥5000
屋根瓦からインスピレーションを受けた、ナミナミ型のチュイールクリームサンド。
RAUのチョコレート菓子の中でも、シグネチャー的な存在です。
ザクザクのクッキーにクリームやbean-to-barのチョコレートをサンドしていて、ひと口で様々な食感を楽しめます。
フレーバーはプラリネ・抹茶・ショコラの3種類。
1本にずっしりと重さがあり、食べ応えありますよ。見た目も可愛らしいです。
Chocography
プランツベースの材料で作られている生チョコレート。
花びらや風に揺れる木々、空の青さ、雲の流れなど、自然の瑞々しさをそのまま映し取ったような 目にも美味しいチョコレートです。
価格は1箱2000円前後。
要冷蔵なので、暖かい時期になるとお土産には少し不向きかな。
でも!箱を開けた時のサプライズ感は抜群だと思います。
-CAKE- ケーキ
本記事では「ケーキ」と表記していますが、実はケーキではなく「アシェット・デセール」の進化版という位置付け。
通常のケーキには使わない ゆるーいフレッシュなソースや泡・香りなどを、器に見立てた型に閉じ込めた、持ち帰れるアシェット・デセールになっています。
一見スイーツには見えないユニークな見た目は、器として形成されたものだからなんですね〜。
左から…
Bin 黄 レモン/プラリネ ¥1350
Bin 赤 アールグレイ/野いちご ¥1350
Taki マスカルポーネ/アマレット ¥1300
Yama 和栗/カシス/プラリネ ¥1450
Awa 黒ビール/いちじく ¥1450
Rau 緑 ジャスミン/洋梨 ¥1350
Rau黄 金木犀/グレープフルーツ ¥1350
Paris Brest アーモンド/ココナッツ
Oka グリオットチェリー/ベルガモット/よもぎ
Sara カシス/柚子
遅い時間になると売り切れてしまうものも出てくるので、お目当てがある場合は早い時間に行くのをオススメします。
「こんなにデリケートそうなケーキ、持ち帰ったら崩れそう…」と心配になりますが、意外と大丈夫。“ 持ち帰れる ”アシェット・デセールというだけあって、型崩れしにくくできています。
しっかりとした保冷バッグに入れてくれるのも嬉しかったです。
3階 RAU CAFE(ラウ カフェ)
3階にあるRau Cafeをご紹介します。
壁のない店内は、洗練されていながらもナチュラルで開放的な雰囲気。
席同士の間隔も広く、ゆったりした作りです。 私は何度か訪れていますが、混雑で入店できないということは1度もありませんでした。席数も多いし、ゆっくりできるカフェだと思います。
RAUのカフェメニューをご紹介
カフェのメニューは時期によって少しずつ変わります。以下は2022年3月のメニューです。ご参考までに。
まずはケーキ。
1階の店舗で販売しているものに加えて、カフェでしか提供していないケーキもあります。
Taki マスカルポーネ/アマレット¥1430
Rau黄 グレープフルーツ/金木犀/ライチ¥1485
Rau緑 洋ナシ/ジャスミン¥1485
Yama 和栗/ヘーゼルナッツ¥1595
Awa* 黒ビール/イチヂク¥1595
Hana* イチゴ/バジル/フロマージュ¥1680
Tane* ピスタチオ/フランボワーズ¥1595
(*)印は3Fカフェ店内限定
クリームパンはカフェ限定メニュー。とっても気になります…!
注文後、温めたパンに自家製カスタードクリームをたっぷりと絞って提供。
黒糖を贅沢に使用したコクのある味わい。自家製ヘーゼルナッツプラリネをホワイトチョコでコーティング。
抹茶レモン ¥748
抹茶の風味を飛ばさないように短時間で軽やかに焼き上げ、中にレモンソースをとじこめました。
ブランチメニューも。
ケーキ同様、映えるビジュアルでボリュームもたっぷり♩
サクサクのクロワッサンに、スモークサーモンとアボカド、クリームチーズ・ナス・トマトなど野菜をたっぷりと。食感のアクセントにドライフルーツやナッツをトッピング。
ベーコンとベリーのパイ包み ¥1430
バターたっぷりのパイ生地にラタトィユとホワイトソースを詰めて焼き、香ばしいベーコンと半熟卵をのせて。隠し味はベリーとチョコレート。
Brunch Set ¥2475
ドリンク/ミニタルトショコラ/季節のフルーツブリュレ
ご紹介したもの以外にも、1階の店舗で購入できるショコラや焼き菓子をいただくことができます。
こちらも店舗同様 売り切れてしまうこともあるので、お目当てがある場合は早い時間の来店がオススメです。
これ食べました♥︎
Hana
名前の通り 花をイメージしたケーキ。大きさの違う花びらに、瑞々しく透ける薄緑が可憐です。
これは季節によって中身が変わるのかな、多分。
私が食べた時は、イチゴ・バジル・フロマージュを使った、春を感じささせる構成でした。
バジルの香りがアクセントになっていて、イチゴの酸味と混じり、意外性のある爽やかなケーキでした。
Rau 黄
店名を冠しているケーキのひとつ、RAU 黄。
グレープフルーツ・ライチといった果物に加えて、金木犀を使用しているということで気になっていたんですよね。
一見すると、柿のようなビジュアル。
ナイフを入れると緩く煮詰められたソースが流れ出て、良い香りが広がります。
柑橘の酸味と苦味、ライチと杏仁のまろやかな甘みのマリアージュが楽しめるケーキです。
Bin 黄
緑と黄色のグラデーションが印象的な「Bin黄」。名前の通り、花瓶をモチーフにしたケーキです。
ナイフをを入れると、果汁感たっぷりのコンフィ、アーモンドのプラリネが層が。そして香りが広がります。ハーブのような香りがしました。
味の構成のメインになるレモンは、熟した美味しさとフレッシュな美味しさが楽しめるように工夫されていて、味をより複雑に面白くしています。
どのケーキも個性があって、甲乙つけ難い美味しさでした。
味もさることながら、香りがとっても良よくて。
少し固いチョコレートの表皮を割ると、ふわっと香るんですよね〜♥︎これが堪らなく好き!
ここまで香り高いケーキは、なかなか無いと思います。
お取り寄せもあり!アート作品のようなRAUのスイーツおうちでも
京都旅行の予定はないけど、RAUのスイーツを体験してみたいという方は通販もあり。
焼き菓子やショコラ、ジェラートの一部はお取り寄せ可能です。
▶︎ 【公式通販】|RAU(ラウ) 取り扱い商品一覧
▶︎ 【婦人画報のお取り寄せ】|RAU(ラウ) 取り扱い商品一覧
▶︎ 【Cake.jp】|RAU(ラウ) 取り扱い商品一覧
ふるさと納税には「Nami Nami」がありました。
私はジェラートを購入しようかな、と思っています。(現在品切れ中…)
自宅であの味わいが楽しめるなんて…♥︎ワクワクします〜
作り手の経験や感性、そしてユニークなアイディアが詰まった、RAUのスイーツ。
造形、香り、味の構成。全てに個性がありRAUでしか体験できないものばかりです。(個人的に香りが好き)
是非チェックしてみて下さいね♩
店舗情報
店名 | RAU(ラウ) |
---|---|
住所 | 〒600-8022 京都府京都市下京区河原町通四条下る2丁目稲荷町318番6 |
電話 | 075-352-3715 |
定休日 | 店舗に準ずる |
営業時間 | パティスリー&チョコレート 10:00〜19:00 カフェ11:00〜19:00 |
予約 | 不可 |
URL | https://rau-kyoto.com |