2020年12月にオープンした寿司店『鮨 おにかい+1』に行ってきました。予約3か月待ちの人気店『鮨 おにかい』の新店舗ということで 期待大です。
なぜ『+1(たすいち)』なのか?
『おにかい』は建物の2階にあるから『お二階』、新店は3階にあるから『おにかい(お二階)+1』なのだそうです。なるほど。てっきり、“鬼”の“おに”かと思ってました。
あともうひとつ、おにかいにプラスアルファの要素があるお店に、、、という思いが込められているそうですよ。
ロケーション
中目黒駅から徒歩2分ほど。写真がピンボケになってしまいましたが、この雑居ビルの中にお店があります。
看板もなく、、、なかなか年季の入ったのビルなので大丈夫か?と思ってしまうのですが、大丈夫!安心してエレベーターで3階まで上がりましょう。
エレベーターを降りて右手を見ると到着です。
外に看板もなく一見ここにお店があるとは思えない営業スタイルが良い。特別なお店に来ている気持ちになります♫
内観
店内は古びた外観からは想像できない、この空間。ギャップが凄い!隠れ家という言葉がしっくりきますよね。東京カレンダーが好きそうな感じです。笑
こんな感じでカウンターのみ10席ほどの小さなお店。
いかにも寿司店然とした内装ですが、堅苦しい雰囲気はなく 職人さんも若くてノリが良い。
コンセプトはカジュアルに楽しめる『くずし鮨』
コースは おまかせコース 10000円 のみ。
内容は、伝統的な江戸前鮨に遊びゴゴロをプラスした『くずし鮨』15貫と小皿料理3品、最後はデザートのカステラ玉子 です。シャリの量は調節してくれますが、それでも鮨15貫は結構なボリュームなのでおなかを空かせていきましょう。
またワインのペアリング(5000円)もオススメなのだそうですよ。
これ食べました
いただいたコースの一部をご紹介します。
鰆の鞍掛
皮目を炙った鰆は香ばしくてふわふわ!美味しかった。シャリが見えないほどに大きくて非常に肉厚。鞍掛にしても全然厚い。
寒鰆といって、冬の今が旬なのだそう。
牡蠣の酒蒸し
ちょっと珍しいのが牡蠣のお鮨。酒蒸しした大きな牡蠣に赤シャリ、これに甘いタレをかけていただきます。
ミシュラン獲得店の名物メニュー『海老天海苔巻き』
ミシュラン一つ星を獲得しているグループ店『天婦羅みやしろ』の天ぷら手巻き『海老天海苔巻き』もここで食べられます♡
+1の職人さんは、これを出すために天婦羅みやしろで海老の揚げ方を修行したのだとか。出来立てを手に渡してくれます。
カラッと揚がった海老天に甘いタレが美味しい〜♫みやしろ直伝の天ぷらをいただけて得した気分になりました。
エンターテイメントな『鯖瞬間スモーク』
これはエンターテイメント性がある、とても楽しいくて美味しい一品。鯖を目の前のカウンターでスモークしてくれるんです。
こんな感じです。何かの実験のよう。
想像できてしまうと思いますが、この蓋をぱかっと開けると煙がフワッと広がって、、、♫こういう演出はとても好きなので楽しかったな。
開け方でサービス精神旺盛なのが伝わりますよね。笑
異なるマグロ3つ1度に楽しめる「マグロ手巻き」
赤みのヅケ・中トロ・大トロの炙りの3種類をたっぷり1度に使ったなんとも贅沢な手巻き寿司です。この豪華な「マグロ手巻き」は、おにかいの名物なんですって。
この見た目!100%美味しいにきまってます。
目の前で炙っているところを見せてくれたりと、パフォーマンスも楽しいお鮨でした。
やっぱりわたしは一手間のある江戸前のお鮨が好きだ〜。おにかい同様、たすいちもすでに予約が取りにくくなってます。タイミング良く行けて良かった。ご馳走さまでした!
お店の中にはもう一つ隠れ家が・・・!
お店のなかにもう一つ扉があるのです。
コレですね。この奥には、以前この場所に店を構えていた『吉次蟹蔵』が現在も営業していました。以前、白石麻衣さんがテレビでレコメンドしていた人気店です。こういうスタイルで再開していたんですね。こちらにも行ってみたい!
因みに同ビル1階にある『なかめのてっぺん』も同じグループ会社です。こちらも美味しいと評判の人気店です。
店舗情報
店名 | おにかい+1 |
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住所 | 東京都目黒区上目黒3-9-5 プラージュメグロ303 |
電話 | 03-3712-5211 |
定休日 | 不定休 |
営業時間 | 2部制 18:00〜、20:00〜 ※現在は緊急事態宣言中のため 17:00〜のみ |
URL | 中目黒の寿司屋 │ 鮨おにかい・鮨おにかい+1(たすいち) |