もうすぐ桜の季節。春ならではの美しい景色は見ているだけで癒されますよね。
風情と趣のある京都で見る桜は、また格別。この時期、京都旅行に行くよ!という方も多いのではないでしょうか。
今回は《京都の桜》について、見頃予想やおすすめのお花見スポットなどをレポートしています。よろしければお付き合いくださいね♩
実は、つい2日前(3/23)まで京都にいたのですが、まだ桜はツボミのまま。あと一押しでほころびそうです。
京都の桜の見頃はいつ?
ピークは3月末から4月初めごろ
京都の桜ピークは平均して3月末から4月の第1週ごろ。この時期に旅行の計画を組むとキレイな桜を見られる確率が高いです。
ただ、早い年と遅い年とで見頃に20日もの差があるので…運の要素も大きいですね。
ああ、時期を外したなあ…という時でもチャンスはあるかも。桜の品種や場所によって、花の咲き具合が違うので確認してみてみましょう♩
場所によって見頃が違う!
同じ京都市内でも、場所によって状況にかなり違いがあります。
私が訪れた、2021年4月1日〜4日のことで比較してみると…
・嵐山 散り際〜終わり
・清水寺 散り際〜終わり
・東寺 満開〜散り始め
・仁和寺 満開
…と、こんなに差がありました。開花の進み具合が一覧で見れるサイトを活用しながら上手く計画を立てましょう♩
▶︎京都府の桜開花・満開情報 2022 - 日本気象協会 tenki.jp
▶︎桜ナビ 2022|京都府の開花・満開予想 | お天気ナビゲータ
▶︎京都の花見・桜名所【2022年】|ウェザーニュース
行って良かった!京都お花見スポット
私が実際に訪れた京都のお花見スポットをご紹介します。
仁和寺《御室 花まつり》
京都を代表する古刹《仁和寺》。金閣寺や清水寺など、人気のあるお寺と比べるとちょっぴり地味な仁和寺ですが、桜の季節は違います。境内には様々な種類の桜があり、春になるとピンク色の華やかな雰囲気に。
中でも桜で造られた回廊は異次元の美しさです。ここに植えられているのは御室桜( おむろざくら)という品種で、育っても樹高が低いのが特徴なのだとか。なので歩きながら目線の高さで桜を楽しむことができます。
(A)御室桜は約200本植えられています。(B)回廊は板で整備されているので歩きやすかったですよ〜。(C)桜をモチーフにしたお守りも販売していました。
私が訪れた時(2021/4/3)はちょうど満開!桜色の雲に包まれているような景色は圧巻でした。混雑は避けられませんが、行く価値大アリです♡
御室桜は遅咲きの品種でもあるので、他の場所で散り始めていてもここは花盛りという場合もあるかもしれませんよ。
話は変わりますが、仁和寺に宿泊できるってご存知でしたか?世界遺産に泊まれるなんて面白いですよね。しかも結構リーズナブルで食事も美味しそう。私も一度、体験してみたいです。
こちら(↑)とは別に、一泊100万円(!)の高級宿坊もあるのだとか。主に海外の富裕層をターゲットにしたサービスだそうですが、いったいどんな宿坊なのか…とっても気になります!
見どころ
- 満開時の御室桜の回廊は感動モノ!!
- とても珍しい“緑の桜・御衣黄”があるのだそう。御室桜よりも遅咲きなので見れたらラッキー♩
拝観料
大人500円 高校生以下無料
アクセス
バス停《御室仁和寺》徒歩6分
嵐電《御室仁和寺駅》徒歩7分
東寺 《夜桜ライトアップ》
京都のランドマークタワー的存在の五重塔を有する東寺。新幹線の窓からこれがみえると、「ああ、京都に来たなあ♩」と嬉しくなりますよね。
東寺は桜の名所としても人気があり、ソメイヨシノや河津桜など、約200本の桜を楽しめます。
今回、私はこの時期特別に行われている夜桜ライトアップに行ってきました。
会場内に入ってすぐのところにある《不二桜》。樹齢120年の紅しだれ桜です。高さは13mにも及び、花が満開になると、それはそれは迫力がありました。五重塔といっしょに。キレイだったなあ。
桜は見頃〜散り始め。それなりに人はいるものの、そこまで混雑してはいない印象でした。
五重塔もライトアップされています。桜に映えるなあ。
見どころ
- 《紅しだれ 不二桜》は迫力満点
- ライトアップされ浮かび上がる五重塔も美しい
拝観料
大人・高校生1,000円 中学生以下500円
拝観時間
午後6時~午後9時30分(受付は午後9時まで)
アクセス
JR《京都駅 八条口》徒歩15分
近鉄《東寺秋》徒歩10分
バス停《東寺東門前・東寺南門前・九条大宮・東寺西門前》徒歩すぐ
清水寺 《夜の特別拝観》
URL:音羽山 清水寺
言わずと知れた京都を代表する観光名所の清水寺。境内には約1000本もの桜が植わっていて、花盛りの時期は圧巻の美しさです。
通常は夜になると入れませんが、桜の時期になると特別に夜間拝観を行なっています。昼間とはまた違った清水寺を散策できるのでオススメです。
私が訪れた時は新芽がのぞいている散り際でしたが、ライトアップマジックで妖しく美しい桜を楽しむことができました。
(A)夜の境内は昼間より神秘的に感じます。(B)清水の舞台前の桜はすっかり葉桜。ちょっとタイミングが遅かったですね〜。(C)水面に落ちた花も美しかった。もう少し散れば見事なピンクの絨毯が見られるかも。
アクセスが良い場所なので、帰りが夜遅くなってもホテルまで帰るのが面倒くさくないっていうのも◎。予約の必要がないので気が向いたら行けちゃう気軽さも良いです。
そうそう、夜の拝観からの帰り道にぜひ!オススメしたい場所あります。祇園にある夜しか開かないお団子やさん《みよしや》です。オープン時間が20:00〜だったり21:30〜だったり…かなり気分屋なお店なのですが、常に行列ができる人気店です。
寄り道して帰るのにちょうど良い場所にあるので、覗いてみてはいかがでしょうか。コチラの記事で詳しく紹介しているので、良かった見てみて下さいね。
見どころ
- 建築美と桜のダイナミック美しさは圧巻
- 昼間とは違う幻想的な光景
拝観料
大人400円 小・中学生200円
※予約はできません。
アクセス
バス停《五条坂》徒歩10分
バス停《清水道》徒歩10分
京阪電鉄《清水五条駅》徒歩25分
春の京都、楽しんでください♩
いかがでしたか?
風情と趣のある京都の町と桜の景色は相性ぴったり。なんとも心を揺さぶられます。
個人的にいちばんオススメしたいのは《仁和寺》。訪れたのがちょうど満開だったのもあって、感激の美しさでした。
これから桜シーズンに突入する京都。旅行のさいの参考になれば嬉しいです。
それでは、また( "̮ )/♥︎