箱根の山奥、仙石原の森の中にあるお宿 『オーベルジュ 漣 -Ren- 』 に宿泊してきました。
東京から車で約2時間。
人で賑わう箱根湯本・宮ノ下エリアからも離れた自然の中、心も体もしっかりデトックスしてきました♩
(ディナー)
オーベルジュのメインイベントであるお食事♩
食べレポに加えて、ドレスコードやメニューなど、写真付きで載せているので、訪れる方の参考になれば嬉しいです。
レストランにドレスコードはあるの?
厳格なドレスコードはありませんが、 部屋着はNG、登山靴・ビーチサンダルも不可となっています。
とはいえ きちんとした装いでなくて、普段着&キレイめなスニーカーであればOK!
見た感じ、女性はカジュアルなワンピース。
男性はカジュアルなシャツやポロシャツの方が多かったです。
食べたいお料理を自分で選べる!メニューをご紹介
ディナーは18:00からスタート。
このために昼間あまり食べていなくて、お腹ぺこぺこです😋
階段の途中には、今日の食事に使われる食材のアナウンスがありました。
レストランに一番乗り♩窓際の気持ち良い席に案内されました。
まだ日も落ちておらず、お庭の緑が見渡せます。
オーベルジュ漣のディナーは、オードブル・魚料理・メインディッシュ・デザートからそれぞれ好きなものを選べる プリフィクススタイル。
私が訪れたとき(5月)のメニューはこんな感じでした。
ー 季節のアミューズ ー
ー オードブル ー
Renの定番 キャベツで巻いた 旬の海の幸 11種類の箱根西麓野菜のガトー仕立て ムースリーヌソース
二週間熟成させた山麓豚天城シャモの厚切りボリュームテリーヌ
フレッシュフォアグラのテリーヌ 鴨ロース肉のサラダ 季節のフルーツと旬の野菜
ほの温かい厚切り富士山サーモンのスモーク フランス・ニース風サラダを添えて
シェフのスペシャリテ あしたか牛のコンのメジュレをのせた 海の幸の贅沢なカクテル(+2,200円)
沼津港より シェフおまかせ 本日の鮮魚料理
生海苔のリゾットにのせた 活アワビの柔らかムニエル(+3,300円)
ー メインディッシュ ー
軽くスモークした厚切り骨つき仔羊のゆっくりロースト シェリーソース
ふきのとうのバターライスを詰めて 皮をカリカリに焼いた 美味鶏のポワレ
特選 布少部位・松阪牛 やまとの霜降りハラミ備長炭火焼き(80g)エシャロットソース(+1,980円)
特選・黒毛和牛 ふじやま和牛 霜降りフイレ肉のステーキ(80g)和風ソース(+4,950円)
デザートは、なんと2皿も選べるんです♥︎
甘熟王バナナとミラベルのパルフェ(軽いアイスクリーム)
ピンクグレープフルーツのほろにがなめらかプリン
奄美大島産パッションフルーツのパンナコッタ キャラメルソース添え
柑橘類のコンポートにのせた 湘南ゴールドと清美オレンジのムーステリーヌ(軽いババロア)
ふんわりなめらかなガトーショコラ クルミのキャラメリゼ ココナッツのソルベを添えて
静岡県伊豆産いちご 紅ほっぺの裏ごしスープと マスカルポーネと練乳のパルフェ
ヨーロッパ産 ナチュラルチーズの盛り合わせ(+1,100円)
コーヒー
エスプレッソ
紅茶(オーガニックアール・グレイ)
オーガニックミントティー
ルイボス・レモン(最高級のルイボスに爽やかなレモングラスをブレンド)
…どうでしょう。
結構決めなきゃいけないことが多いですよね。
その時の気分で選ぶもよし…ですが、
あらかじめ何にするか うっすらとでもチェックしておくと良いかもしれませんね。
これ食べました♩
ここからは食べレポです♩
カトラリーはテーブルの引き出しの中に行儀よく収まっていました。
季節のアミューズ
※なんかテーブルに食べ物直置きみたいに写真が撮れちゃいましたが、ちゃんとボードにのってます。
テーブルと馴染んでしまっているだけです。笑
まずは1皿目、季節のアミューズ。
左から…トマトとアボカドとズワイガニのムース・メヒカリのフリット・ポークのゼリー寄せ・海老とチーズのブルスケッタ。
〝季節の〟とあるので、内容は時期によって変わるのかな。
自家製パン
パンは米粉とライ麦の2種類。
焼き立てでとっても美味しい!…のですが、これからたくさん食べるので控えめに。
山麓豚と天城シャモの厚切りボリュームテリーヌ
熟成されているせいか、旨みがギュッと凝縮されています。
いっしょに提供される、コンソメジュレやシュクルート、マスタードで味を変化させても良し。
しっかりと食べ応えのあるテリーヌです。
海の幸の贅沢なカクテル
こちらは〝シェフのスペシャリテ〟。
アワビ・オマール海老・北海ダコ・ホタテに加えて、トップにはキャビアがのった、まさに海の幸の贅沢なカクテル。ビジュアルもかわいい。
漣関連の口コミでも、オススメしている方が多い一皿です。
コンソメのジュレと温泉卵とを混ぜて一度に口に放り込むと幸せになれます♥︎
シェフおまかせ 本日の鮮魚料理
お魚は甘鯛でした。
皮目はとってもパリっパリ、身はしっとり♥︎
甘味のあるソースよく合います。
生海苔のリゾットにのせた 活アワビの柔らかムニエル
アワビをまるごと使用した贅沢な一皿。
アワビ茸というアワビに似た食感を持つキノコといっしょに提供されて「ホンモノのアワビとアワビ風キノコを食べ比べできる」という、とっても美味しくてエンターテイメント性もあるお料理でした♩
実際どうだったのかというと…、似てる!というか、ホンモノのアワビの方をキノコに寄せてる?!それくらい柔らかい。
柔らか〜く調理されたアワビと、食感のあるアワビ茸。目をつぶって食べたらもう、分からないかも?笑
口直しのグラニテ(白ワインとデラウェア)
骨つき仔羊のゆっくりロースト
びっくりするぐらいの厚切りっぷり!
ディナーの最後、メインディッシュにこのボリュームは……きますね!!
「美味しいものでお腹いっぱいにして帰すぞ!」というシェフからのメッセージを感じます。
分厚くて脂身がトロトロ♩食べ応えのある一皿です。
美味鶏のポワレ
〝美味鶏〟というなんとも魅惑的な名前のお肉。
鶏肉の中でも、低脂肪・低コレステロールの健康的な品種なのだそう。
中にはほろ苦いふきのとうのバターライスが詰めてあり、こちらもボリュームたっぷりの一皿です。
ピンクグレープフルーツのほろにがなめらかプリン・パッションフルーツのパンナコッタ キャラメルソース添え
ビジュアルが似ていますが、それぞれ違います。
左はパッションフルーツのパンナコッタ、右はグレープフルーツのプリンです。
ヘビーなお肉をたらふく食べた後なので、かるい食べ心地がありがたい…。
ガトーショコラ
なめらかで生チョコのような舌触りのガトーショコラ。
ソルベはサッパリとした甘さで、食事の〆にピッタリです。
柑橘類のコンポートにのせた 湘南ゴールドと清美オレンジのムーステリーヌ
もともと柑橘のデザートが好きなこと、加えてメニューの最後に〝軽め〟のババロアと表記があり、お腹がはち切れそうなほどでも入りそうなコチラに。
甘すぎず 酸味が爽やかで、美味しくいただけました。
プティ・フール
最後に小さなお菓子たち。最初から箱で提供されます。
コースも最後、お腹いっぱいですからね。
お部屋に持ち帰って、落ち着いたら食べてね、という気遣いですね。
私は帰りの車の中でいただきました。
ディナーはもちろん、翌朝の朝食もボリュームがあるので、滞在中はお腹がへるタイミングが無いのです…!
オーベルジュ漣 ディナー まとめ
正統派のフレンチの枠は崩さず、日本人の舌に合うフランス料理。
評判通りの満足度です。
口コミ人気の高かったスペシャリテは、プレゼンテーション含め特別感抜群。
初めて訪れたならオーダーして損はなしですね。
ボリュームのあるコースなので、少食の方だとキツイかもなぁ…。
お腹の準備をしっかりして挑みましょう。
最後に朝食編です。
これまたボリュームたっぷり!
お宿情報
ホテル名 | オーベルジュ漣 |
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住所 | 〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1285-17 |
電話番号 | 0460-84-9000 |
C•IN/C•OUT | 15:00/11:00 |
駐車場 | あり(10台) |
アクセス | 箱根ガラスの森美術館から徒歩 9 分、強羅駅から 6 km、絶景の箱根ロープウェイから 6 km。 |
公式HP | 箱根 漣 -Ren-|至福のキュイジーヌと癒しのステイ |